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ブロードバンドタワー、機能や接続先を拡充した閉域網接続サービス「dc.connect NeX」を提供

 株式会社ブロードバンドタワーは13日、閉域網接続サービス「dc.connect」を拡充し、新サービス名称「dc.connect NeX」として提供を開始した。

 ブロードバンドタワーが2016年から提供してきたdc.connectは、同社のデータセンターとAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure間を広帯域の専用線で結ぶことにより、顧客システムと各クラウドサービスの間を高速かつ安定したパフォーマンスで接続する閉域網接続サービス。

 新たに提供するdc.connect NeXは、dc.connectの進化形として、これまで提供してきたパブリッククラウドとの1対1接続サービスに加え、新たに1対多の接続が可能な仮想ネットワークの提供や、データセンターの契約ラック間での接続、提携データセンター(アット東京 CC1、Equinix TY4)との接続をメニューに追加。さらに、接続先のパブリッククラウドサービスとして、Google Cloud Platform(GCP)のサポートを追加した。

 ブロードバンドタワーでは、日本のインターネットの中枢である東京都千代田区の大手町地区に所在するデータセンター「第1サイト」「新大手町サイト」を拠点として、インターネットの相互接続点であるIX事業者として、インターネットサービス事業者などのサービスの提供拠点や、各社・団体のネットワークの集約拠点として評価されてきたと説明。今回、新たに開始するdc.connect NeXは、メガクラウドサービスへの接続について、さらなる充実をもたらすもので、これまで以上に高い次元でのネットワークサービスを提供するとしている。

「dc.connect NeX」サービスイメージ