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レコモット、LGWAN環境内の端末にリモートアクセス可能な自治体向けサービスを提供

 株式会社レコモットは25日、総合行政ネットワーク(以下、LGWAN)内のPCへのリモート接続を可能にする、自治体向けのリモートアクセスサービス「moconavi RDS LGWANリモートアクセスサービス」を提供開始したと発表した。

 moconavi RDS LGWANリモートアクセスサービスは、自治体からの支給端末、あるいはBYODも含めたPCやモバイル端末から、LGWAN環境内の端末(以下、庁内PC)へのリモートアクセスを可能にするリモートデスクトップツール。毎秒30フレームの画面転送とHD画質により、快適なリモート接続を実現できるという。

 また、接続先となる庁内PCに専用エージェントソフト(ストリーマー)を、接続元(操作元)の自宅PCやスマートフォンに専用アプリをそれぞれインストールするだけで、庁内にサーバーを立てることなく、簡単に導入可能。専用アプリへのログインには、ID/パスワード認証に加えてワンタイムパスワードを併用する2段階認証を設定できる。

 加えて、画面のみを転送する方式のため、接続元の端末にはデータが残らず、BYODでの利用にもセキュリティを確保できるとした。さらに、地方公共団体のテレワークには欠かせない、リモートデスクトップ画面のウォーターマーク(電子透かし)機能により、万一画面キャプチャ等で情報が漏えいした際にも、流出元の追跡等が可能になるとしている。