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レコモット、社員・顧客・名刺などのコンタクト情報をMicrosoft Teamsから一元的に利用できるクラウド電話帳をリリース

 株式会社レコモットは9日、リモートアクセスサービス「moconavi」のクラウド電話帳について、Microsoft Teams(以下、Teams)上で動作する拡張機能「moconavi Contacts」をリリースし、Teamsアプリストアで提供開始すると発表した。

 moconaviは、ビジネスシーンで利用しているデータをスマートフォンやタブレット、PCなどの各種端末本体に残さずに、企業で利用している各種クラウドサービスや社内システムへのセキュアなアクセスを可能にするリモートアクセスサービス。

 moconavi Contactsは、moconaviの標準機能である「社内電話帳」「個人電話帳」「共有電話帳」に加えて、他の名刺管理サービスやグループウェアなどのさまざまなコンタクトリストやアドレス帳、顧客情報などを統合的に使えるクラウド型Web電話帳。今回、このmoconavi Contactsを、Teamsの連携アプリとしてシームレスに呼び出して使えるようになり、これによりTeamsから直接的にさまざまな相手先を呼び出して、チャットや電話などの最適なコミュニケーション手段を選択できるようになった。

 moconavi Contactsは、moconaviの独自電話帳だけでなく、Dynamics365、Sansan、サイボウズなどの顧客情報・社員情報や、Azure Active Directory、Active Directoryのディレクトリ情報など、さまざまなサービスとAPI連携できる。また、moconavi独自の電話帳には、OCR機能により名刺データを登録することが可能なため、Teamsアプリからスムーズに名刺データを参照して活用することもできる。

 Teamsとmoconavi Contactsを組み合わせることで、現在利用しているクラウドサービス上にある顧客情報や社員情報を、クラウド電話帳として活用できる。これにより、煩雑になりがちな電話帳の管理を一元化し、手間やコストを削減できる。また、Teamsからストレスなく目的の連絡先・連絡手段を選択することで、円滑なコミュニケーションを実現し、セキュアなmoconaviからもTeamsの情報を相互活用することで、安全かつ快適なBYOD環境を実現するとしている。

スマートフォンのTeamsアプリ内での「moconavi Contacts」の利用イメージ