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ダイフク、従業員エンゲージメントの向上を目指し「Qualtrics EmployeeXM」を採用

 クアルトリクス合同会社とSAPジャパン株式会社は16日、物流システムを提供している株式会社ダイフクが、クアルトリクスの従業員エクスペリエンスソリューション「Qualtrics EmployeeXM」を採用したと発表した。ダイフクは2021年11月から、従業員エンゲージメントの向上を目的としてEmployeeXMを国内グループで本格利用開始しており、今後、本格的なグローバルへの展開も予定しているという。

 ダイフクでは、2021年4月からの中期経営計画において、グローバルベースでの従業員エンゲージメントの向上をテーマの一つして掲げたが、その推進のために、従業員の「声」を収集し、その内容を分析してアクションにつなげられるプラットフォームを必要としていたという。

 また、そのプラットフォームには、ニーズに合わせて柔軟・迅速に利用が開始できること、グローバル展開に対応できることも求められていたとのこと。さらに、プラットフォームの導入で終わることなく、従業員エンゲージメントの向上活動を継続するには経営層や管理職による使いこなしが重要と考えられたため、実績に基づく知見やスキルを持った導入パートナーが必要とされていた。

 そして同社では、こうした要件を満たすツールとして、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理プラットフォームであるEmployeeXMを選定し、2021年11月より国内での本格利用を開始している。選定にあたっては、国内外での豊富な実績を持つことや、テンプレート、ベンチマーク比較、アクション管理の強みなどが評価されたとのこと。

 また導入パートナーとしては、実績を評価し、グローバルな組織コンサルティングファームのコーン・フェリーを選定した。同社は、導入に際しての人事担当者への教育、準備段階のサポートから、ダイフクの経営層へのフィードバック支援に至るまで、さまざまなサポートを提供している。

 なおダイフクではこの導入に関して、「EmployeeXMの施策効果の見える化やアクション管理などの機能により、効率よく従業員の声を収集し、グローバルでエンゲージメント強化などの施策に生かしていけるものと期待している」とコメントした。