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テナブル、脆弱性リスク管理ソリューション「Tenable.ad」「Tenable.ot」「Tenable.ioプラグイン」の日本語版を提供

 Tenable Network Security Japan株式会社(以下、テナブル)は4月28日、脆弱性リスク管理ソリューションの「Tenable.ad」「Tenable.ot」および「Tenable.ioプラグイン」を、日本市場向けにローカライズしたと発表した。

 Tenable.adは、Active Directory内の弱点を、攻撃者が悪用する前に検知して修正し、攻撃されてもリアルタイムに検知してリアルタイム対応を可能にするソリューション。エージェントの導入や特権アカウントを使う必要はなく、SaaSソリューションとして一般提供されるが、オンプレミスで導入できるオプションも用意される。

Tenable.adのダッシュボード画面

 Tenable.otは、サイバー脅威や悪意のある内部関係者、ヒューマンエラーなどから、産業ネットワークを保護するソリューション。アタックサーフェス全体の完全な可視化、脅威の検出、資産追跡、脆弱性管理、設定管理など、企業の産業制御システム(ICS)のセキュリティ機能の強化により、運用技術環境の安全性と信頼性を最大化し、すべての拠点におけるIT/OT環境の詳細な状況把握を可能にする。

Tenable.otのダッシュボード画面

 Tenable.ioプラグインは、クラウド型脆弱性管理プラットフォーム「Tenable.io」向けに提供されるプラグイン。新しい脆弱性が発見されて情報として一般公開されると、研究調査部門であるTenable Research が検出のためのプラグインを設計し、各プラグインには対象となる脆弱性の情報、簡単な修復手順、セキュリティ問題の有無を検知するアルゴリズムが含まれる。

 テナブルでは、企業のサイバーリスクへの理解と削減を支援するこれらのソリューションは、国内で広範囲に提供され、今回のローカライズは、テナブルが日本市場に継続的に投資していくというコミットメントを表すものだとしている。