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テナブル、クラウド型脆弱性管理プラットフォーム「Tenable.io」を発売

 米Tenable Network Security(以下、テナブル)は1月31日、クラウド型脆弱性管理プラットフォーム「Tenable.io」を発売した。

 Tenable.ioは、現行のITインフラのセキュリティ状況の可視化を実現する、クラウド型の脆弱性管理ソリューション。独自の監査・評価機能を備え、コンテナ、ウェブアプリケーション、クラウドインスタンスなど複数の範囲に適応し、脆弱性の特定・解決を容易に実行できるようになる。

 資産やその脆弱性の変化を追跡する高度な資産機能を備え、IT環境の把握を支援。大手の脆弱性管理ソリューションとしては初めて、IPアドレス単位ではなく情報資産単位で利用できるライセンスプランも導入している。

 Tenable.ioの脆弱性・情報資産・脅威などに関するデータを簡単にエクスポート/インポートできるAPIやソフトウェア開発キットも提供しており、Tenable.ioを他のテクノロジーに統合することで、脆弱性やリスクの度合いをより明確に把握・可視化できる。

 また、テナブルでは、2017年上半期に2つの新製品を投入し、Tenable.ioの機能を拡張する計画を発表。現在、DevOpsによりコンテナの採用が進み、ウェブアプリケーションの利用も爆発的に拡大しているとして、これらに対応するための製品として、コンテナセキュリティおよびウェブアプリケーションスキャンの2製品を追加する。