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アシスト、脆弱性管理ソリューション「Tenable」を販売開始

 株式会社アシストは27日、米Tenableが開発する脆弱性管理ソリューション「Tenable(テナブル)」の販売を開始した。

 Tenableは、企業が保有するすべての資産のOSやミドルウェアのバージョンについて、パッチ適用の最新状況などを自社で可視化し、脆弱性情報との照合を行うことで、脆弱性を検知し、リスクを評価するするソリューション。

 オンプレミスのサーバーやPCだけでなく、クラウド、コンテナ、Operational Technology(OT)環境にも対応。100人を超える専門リサーチャーと独自入手の脅威データをもとに、本当に対策が必要な脆弱性を適切に判定することで、一般的な指標として用いられているCVSS(Common Vulnerability Scoring System)と比較して、優先的に対処すべき脆弱性の数を約3%にまで絞り込むことができるとしている。

 また、自社がどの程度対策を実施できているかを、他社と比較して客観的に評価できるコミュニケーションツールをオプションで提供する。

 販売価格(税別)は、SaaS型のマネージャで脆弱性管理を実施するベーシックライセンスの「Tenable io Vulnerability Management」が38万6750円(65アセット)、Tenable.io向けの客観的評価オプションライセンス「Tenable Lumin for Tenable.io」が19万3375円(65アセット)。オンプレミス型のマネージャで脆弱性管理を実施するベーシックライセンスの「Tenable.sc」が309万4000円(500IP)、Tenable.sc向けの客観的評価オプションライセンス「Tenable Lumin Connector for Tenable.sc」が249万9000円(500アセット)。

 アシストでは、Tenableについて2021年末までに1万5000ライセンスの顧客企業への導入を目指す。