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バッファロー、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載/10GbE対応の法人向けNAS「TeraStation WSSシリーズ」
2022年4月20日 13:21
株式会社バッファローは20日、OSに「Windows Server IoT 2022 for Storage」を搭載する法人向け管理者機能付きNAS「TeraStation WSSシリーズ」6シリーズを、5月下旬から順次販売を開始すると発表した。
新商品は、Windows Server IoT 2022 for Storageを搭載する法人向けNASで、Windows搭載NASからのリプレースの際に、データだけでなくローカルユーザー/グループを含めた設定も同時に移行でき、手間を削減できる。
また、SMBマルチチャネルにより、ファイルアクセスやバックアップの高速化、ネットワークの冗長化を実現する。記憶域スペースをデータ領域として運用することで、ホットスペアやドライブ暗号化(BitLocker)といった、RAIDでは対応できなかった機能も利用できるようになる。
ネットワークインターフェイスは、10ギガビットイーサネット(GbE)に対応し、ファイルの読み書きやバックアップ作業の高速化を実現。ECC対応メモリ8GBを搭載し、複数のアプリケーションを追加して運用する場合のメモリ不足を軽減でき、バックアップやウイルススキャンソフトウェアを同時使用した場合にも、安定した運用を実現する。
運用面では、遠隔のNAS・無線LANアクセスポイント・スマートスイッチと、その管理者をつなぐリモート管理サービス「キキNavi」により、製品の状態を常に監視し、障害発生の際にはすぐに管理者に通知する。管理者は、遠隔でNASの状態を監視できることに加えて、製品の再起動やシャットダウン、デバッグログの取得やファームウェアのアップデートができる。
製品ラインアップは、Windows Server IoT 2022 for Storage Workgroup Edition搭載モデルと、Windows Server IoT 2022 for Storage Standard Edition搭載モデルがあり、それぞれに2ドライブデスクトップモデル、4ドライブデスクトップモデル、4ドライブラックマウントモデルが用意される。
製品の価格(税込)は、Windows Server IoT 2022 for Storage Workgroup Edition搭載4ドライブデスクトップモデル「WS5420DNW2シリーズ」の場合で、4TB(1TB×4)モデルが18万7000円、8TB(2TB×4)モデルが21万7800円、16TB(4TB×4)モデルが29万4800円、32TB(8TB×4)モデルが49万2800円など。