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バッファロー、Windows Server IoT 2025 for Storageを搭載した10GbE対応の法人向けNAS「TeraStation WSS」シリーズを発表
2025年6月4日 13:16
株式会社バッファローは4日、OSに「Windows Server IoT 2025 for Storage」を搭載する法人向けNAS「TeraStation WSSシリーズ」を7月中旬から順次出荷、販売すると発表した。
Windows Server IoT 2025 for Storageは、「Windows Server 2025」をベースとして、ストレージ用途に限定して機能を絞り込んだ組み込みシステム向けOS。従来の認証方式などを無効化し、最新の規格を取り込んだ高セキュリティなファイルサーバーを構築できる。
TeraStation WSSシリーズは、10Gigabit Ethernet(GbE)と8GB ECCメモリを標準搭載し、SMBマルチチャネルによる高速化・冗長化に対応、記憶域スペースをデータ領域として運用できるといった特徴を備える。
また、シャドウコピーを使用した復元ポイントの保存による不測の事態からのデータ保護や、ウイルスチェック機能拡張パック(別売り)に対応。データをクラウド上にバックアップするオンラインストレージサービスとの連携や、インターネットを経由して遠隔地に設置したTeraStationとNAS管理者をつなぐ、バッファローのリモート管理サービス「キキNavi」に対応する。
TeraStation WSSシリーズの製品ラインアップと価格(税込)は、4ベイ1Uラックマウント型でOSがStandard版の「WS5420RNS5シリーズ」が44万9900円から、OSがWorkgroup版の「WS5420RNW5シリーズ」が32万2300円から。4ベイデスクトップ型でOSがStandard版の「WS5420DNS5シリーズ」が33万5500円から、OSがWorkgroup版の「WS5420DNW5シリーズ」が23万6500円から。2ベイデスクトップ型でOSがStandard版の「WS5220DNS5シリーズ」が27万2800円から、OSがWorkgroup版の「WS5220DNW5シリーズ」が17万3800円から。
バッファローでは、「Windows Server IoT 2019 for Storage」はサポート期間が2029年1月までとなっており、この機会により強固なセキュリティ機能を搭載した新しいOSであるWindows Server IoT 2025 for Storageを搭載した、法人向けNAS「TeraStation WSSシリーズ」へのリプレースを推奨するとしている。