ニュース
バッファロー、10GbE対応／WSS 2016搭載の法人向けNAS「WS5020シリーズ」
2018年5月10日 06:00
株式会社バッファローは、10ギガビットイーサネット（GbE）に対応した、Windows Storage Server（WSS） 2016搭載の法人向けNAS「テラステーションWSS」の新モデル「WS5020シリーズ」を発表した。5月下旬より順次販売を開始する。
WS5020シリーズのラインアップは、1Uラックマウント型の4ドライブNAS「WS5420RN6シリーズ」、デスクトップ型の4ドライブNAS「WS5420DN6シリーズ」、デスクトップ型の2ドライブNAS「WS5220DN6シリーズ」の3モデル。ディスク容量や搭載OSエディションの違いにより計23製品が用意される。
各製品とも10GbEに対応し、ファイルの読み書きやバックアップ作業の高速化を実現。ウイルスチェック中のNASから保存データを10台のPCで一斉ダウンロードする際にかかる時間では、従来製品（WS5400DN08S6）の3分の1以下と、大幅な高速化を実現したとしている。
メインメモリには、ECCに対応したDDR4メモリを8GB搭載し、複数のアプリケーションを追加して運用する場合のメモリー不足を軽減。Denverton世代のIntel Atomデュアルコアプロセッサーを搭載し、複数クライアントの同時接続を強化した。
筐体には、2017年発売のLinux搭載モデル「テラステーション TS5010シリーズ」で採用された高効率エアフロー筐体を採用。搭載HDDには長時間稼働に適したNAS専用製品を採用することで安定した長期間稼働を実現し、本体、HDDともに購入から3年以内に故障した場合に無償で修理対応を行う3年保証付きとなる。
ラックマウント型4ドライブNAS「WS5420RN6シリーズ」の価格（税別）は、WSS 2016 Standard Edition搭載モデルが57万8000円（32TB）～30万8000円（8TB）。WSS 2016 Workgroup Edition搭載モデルが43万8000円（24TB）～23万7000円（4TB）。
デスクトップ型4ドライブNAS「WS5420DN6シリーズ」の価格（税別）は、WSS 2016 Standard Edition搭載モデルが44万8000円（24TB）～25万円（4TB）。WSS 2016 Workgroup Edition搭載モデルが40万8000円（24TB）～21万円（4TB）。
デスクトップ型2ドライブNAS「WS5220DN6シリーズ」はWSS 2016 Workgroup Edition搭載モデルのみで、価格（税別）は21万円（8TB）～13万8000円（2TB）。