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バッファロー、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載NASでウイルスチェック機能が利用可能に

 株式会社バッファローは4日、法人向けNASにウイルスチェック機能を追加するライセンスパック「OP-EVシリーズ」の対応製品に、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載の「WS5020N2シリーズ」を追加すると発表した。該当機種では、同日に提供開始されるファームウェアのアップデートにより利用可能になるとのこと。

 「OP-EVシリーズ」は、法人向けNASをウイルスチェック機能対応に拡張するオプション製品。ウイルスチェック機能をすでに使用している法人向けNASについては、有効期間の延長にも利用できる。

 ウイルスチェック機能としては、株式会社デジオン(DigiOn)が提供するエンドポイントセキュリティサービス「DiXiM Security Endpoint」を利用しており、ESET社のウイルス定義データベースを用いて、法人向けNASに保存・更新されるファイルがウイルスに感染していないかどうかをリアルタイムに監視可能。もし感染ファイルが検出された場合は、専用フォルダーへと自動的に隔離することで、ウイルス感染を未然に防げるとした。

 なお、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載のNASは、ウイルススキャン中もデータ転送速度への影響が少なく、通常業務への支障をきたさずに、ウイルスチェックを行えるとのことだ。

 ライセンス期間は1/3/5/7年を選択可能で、有効期間を延長したい場合は、最長7年までの延長に対応する。

 価格(税込)は、1年版の「OP-EV-1Y」が7700円、3年版の「OP-EV-3Y」が2万1450円、5年版の「OP-EV-5Y」が3万3000円、7年版の「OP-EV-7Y」が4万2350円。