ニュース

バルテスのソフトウェアテスト自動化ツール「T-DASH」、macOSや英語での利用に対応

 バルテス株式会社は4日、ソフトウェアテスト自動化ツール「T-DASH(ティーダッシュ)」を機能強化し、新版「同 Ver1.2.001」を新たに提供すると発表した。

 T-DASHは、Webアプリケーションの動作確認・検証をノーコード/ローコードで実行できるテスト自動化ツール。日本語でテストケースを作成し、対象の画面と動作を定義するだけで、簡単にテストを開始できるという。

 今回の機能強化では、まず、以前から対応していたWindows 10に加えて、エンジニアの利用が多いmacOSでのツール利用が可能になった。Big sur ver.11.5.2(インテル)の環境で利用できる。

 また、英語での利用に対応。ツールの設定言語を日本語と英語で切り替えられるようになるだけでなく、オフショア先にて英語で作成したテストケースを、日本側で日本語を用いて修正といった、異なる言語間での自動化環境の構築が可能になるという。

 さらに今回は、ユーザーからの要望が多かった、プロキシ経由でのT-DASHの起動を行えるようにした。これにより、オンプレミス環境(社内プロキシ)でT-DASHが起動できないために導入を見合わせていた場合でも、利用可能になる。なお、この場合、プロキシ側でT-DASHライセンスサーバー(https://mypage.quintee.io)への穴あけが必要となる。

 価格は、スタンダードプランの場合で1ライセンスあたり月額3960円(税込)。なお、ライセンスは特定のPC1台を対象としたノードロック形式での提供となる。また、機能が制限された無料プランが提供されているほか、有償プランでも1カ月の無料トライアルが可能だ。