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アライドテレシス、「AWC-CB」と「AWC-SC」を統合した無線LAN製品向けの新ライセンスを提供

 アライドテレシス株式会社は4日、独自の無線LANソリューション「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」と「AWC-SC(AWC-Smart Connect)」を統合した新ライセンスを受注開始したと発表した。

 アライドテレシスでは、自律型無線LANソリューション「AWC(Autonomous Wave Control)」の拡張機能として、AWC-CBとAWC-SCを提供している。

 このうちAWC-CBは、移動中も途切れない快適な無線LANを実現する、独自のチャンネルブランケット方式。エリア内の複数の無線LANアクセスポイントが同一チャンネルを使うため、端末がアクセスポイント間を移動してもローミングが発生せず、通信を継続できる点がメリットだ。さらに、移動によって離れてしまったにもかかわらず、アクセスポイントに接続したままになるスティッキー端末による通信の遅延や、コントローラーの停止による通信のダウンなども解消できるとのこと。

 一方のAWC-SCは、アクセスポイント間を無線で動的につなぐことにより、拡張性と冗長性を実現するソリューションで、短時間かつ低コストで無線エリアを拡張し、安定した無線LAN環境を構築可能。アクセスポイントを増設して無線エリアを拡大する際、従来必要であったサイトサーベイや配線工事、チャンネル設計などの手順を省略することができる。

 今回アライドテレシスでは、1つのライセンスでAWC-CBとAWC-SCの両機能が利用できる計24種の新ライセンスを提供開始し、導入の手間を削減するとのこと。従来のAWC-CBライセンス、AWC-SCライセンスは10月31日に販売終了となる。

 なおAWC、AWC-CB、AWC-SCには、AT-TQ1402、AT-TQ5403、AT-TQ5403e、AT-TQ6602(AWC-SCは対応予定)、AT-TQ6602 GEN2/AT-TQ6702 GEN2(AWC-CB、AWC-SCは対応予定)の各機種が対応している。