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キヤノンITS、テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」にWeb会議とのカメラ同時利用機能を追加

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は29日、Web会議に参加しながら常時顔認証を行うことができる機能を搭載した、クラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」の新バージョンを提供開始した。

 キヤノンITSでは、中小企業を中心としたテレワークにおける情報漏えい対策や勤務管理などの課題に対し、クラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」を2017年から提供している。テレワークサポーターは、キヤノンの顔認証技術により、勤務者以外の第三者によるPC画面の「のぞき込み」などを検出し、情報漏えいリスクを抑止するとともに、テレワークの勤務時間を可視化する。

 テレワークサポーターの新バージョンでは、Web会議システムとテレワークサポーターで、PCのカメラを同時利用可能な機能を追加した。これまでのテレワークサポーターでは、Web会議システムでカメラを利用する際に、PCのカメラを切り替える必要があり、多くの顧客から改善要望を受けていたという。新バージョンにより、Web会議中ものぞき込みなどの検出や在席確認による勤務時間の記録が可能となり、セキュリティ面や長時間労働のリスクを低減できるとしている。

 テレワークサポーターの価格(税別)は、5ユーザー年間ライセンスの利用料が12万円、初期費用が2万円。

テレワークサポーター新機能