ニュース

住友電工情報システムのワークフロー「楽々WorkflowIIクラウドサービス」、使い勝手を向上させた新UIを搭載

人事情報の予約機能やWebhookも利用可能に

 住友電工情報システム株式会社は29日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowIIクラウドサービス」の新版を提供開始したと発表した。ユーザーの使いやすさを追求した新画面デザイン「smart-gray(スマートグレイ)」の追加などが行われている。

 「楽々WorkflowII クラウドサービス」は、初期投資やインストール/メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できるワークフローのクラウドサービス。稟議(りんぎ)書や旅費精算・経費精算などの申請・承認業務を効率化して、意思決定のスピードアップを実現するという。

 今回の新版では、スマート&シンプルな新デザインテーマ「smart-gray」を追加した。従来のテーマよりも表示するメニュー数を大幅に減らしたシンプルなユーザーインターフェイス(UI)が特長となっており、少ないメニュー選択操作で、より簡単にシステムを利用可能という。さらに、「申請する」「承認する」「探す」といった使用頻度の高い機能には従来通りワンクリックで遷移できるなど、初めて操作するユーザーでも迷わず利用できるとしている。

 また、予定している組織改正・人事異動の情報を事前に登録し、設定した施行日に自動で一括反映できる「人事情報予約機能」を搭載した。従来は、施行日当日に組織改正・人事異動の情報を画面から登録して反映する必要があり、施行日当日にシステム管理者が時間を割いて行っていたが、新機能によって、施行日以前に変更内容と施行日を設定可能となっている。

 このほか、クラウドサービスにて承認や決裁などのイベントが発生した際に、他システムへデータ連携する仕組みである「Webhook機能」を利用可能にした。これにより、イベントの発生をトリガーに、社内システムを含む他システムへのデータ連携が可能となり、例えば、承認された見積書のファイルサーバー保管や、経費精算の支払いデータを他システムへ反映、といった仕組みを構築できる。