アシストが超高速ETLツール「Precisely Connect 9.13」を販売、クラウド対応の強化や接続先の追加などを実施

　株式会社アシストは24日、米Precisely（旧称：Syncsort Incorporated）の超高速ETLツール「Precisely Connect」（旧称：Syncsort DMExpress）の新版として、「同 9.13」を提供開始すると発表した。

　Precisely Connectは、高性能なデータ統合処理やバッチ処理の開発を容易に行えるETLツール。独自のスマートETLオプティマイザを搭載した自動チューニング機構が、データ内容やシステムリソースにあわせ、最適なアルゴリズムを組み合わせて処理を実行してくれるため、誰でも簡単に高品質・高性能なETL処理を開発できるという。

　今回の新版では、Snowflake、Databricksへの接続が追加されたほか、Amazon S3やMicrosoft Azureといったクラウドへの対応機能強化、Oracle DatabaseやVertica出力の機能拡張などが行われた。

　あわせて、hmac-sha2-512、hmac-sha2-256といった新しいSFTP（SSH File Transfer Protocol）暗号化アルゴリズムのサポートが追加され、より幅広いシステムに対してセキュアで柔軟なデータ処理が可能になったとのこと。