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ソウルウェアの勤怠管理クラウド「kincone」、PCAのクラウド型給与ソフトとAPI連携

 株式会社ソウルウェアは14日、勤怠管理・交通費精算クラウド「kincone(キンコン)」と、ピー・シー・エー株式会社(PCA)のクラウド型給与ソフトウェア「PCAクラウド給与」がAPI連携すると発表した。

 kinconeは、ICカードリーダーやアプリをインストールしたNFC機能付きスマートフォンに、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードをかざすだけで、出退勤の記録と電車/バスの交通費情報を自動登録できるクラウドサービス。打刻については、出張や直行直帰の場合などでも利用できるように、アプリをインストールしたスマートフォン、あるいはPCのWebブラウザ、Slack、Chatwork、LINE WORKSなどからでも行えるようになっている。

 こうした勤怠管理システムと給与計算システムが独立している場合、勤怠データを手入力またはCSVファイルなどで取り込む必要があるが、今回、kinconeとPCAクラウド給与がAPI連携し、kinconeの勤怠画面から、申請または承認のタイミングで月次の勤怠データをPCAクラウド給与へ自動で送信できるようになった。これによって、入力コストや手作業による人為的なミスを削減可能になるとのこと。

 また連携の設定は、kincone側では、webhook一覧画面からPCAクラウド給与の連携設定を追加した後、PCAクラウド給与側にログインし、連携の許可と連携項目の設定を行うだけで済み、専門知識やコードを記述する必要はないとしている。