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NTT西日本、社内環境と同等に利用可能な中堅・中小企業向けのクラウドストレージサービス

社外との協働を支援する機能も

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は7日、中堅・中小企業向けのクラウドストレージサービス「おまかせクラウドストレージ」を提供開始すると発表した。

 「おまかせクラウドストレージ」は、NASやファイルサーバーと同等の利用環境を実現できる中堅・中小企業向けのクラウドストレージサービス。Windows OS標準のエクスプローラーと同様の構成で容易に利用できるほか、Microsoft Teamsとのシームレスな連携により、チャットでのファイル共有も簡単に行えるという。

 また、「全社共有」「プロジェクトフォルダ」「パーソナルフォルダ」「共有フォルダ」の4つのフォルダを、用途により使い分け可能。企業・組織で必要とされるユーザー管理機能を備え、各フォルダやファイルに対するアクセス権限の設定に対応する。

 さらに、URLリンクによるファイル共有、社外とのフォルダ共有など、脱PPAPを支援する機能を備えており、会社や組織間をまたいだ“協働”を支援できるとした。このほか認証機能として、多要素認証、SNS認証やNTT西日本の回線認証機能を備えるので、自宅や職場などの複数拠点からセキュアに利用できるとのこと。

 価格(税込)は、5ID、100GB容量のスタートプランで月額3850円から。

 なおNTT西日本では、クラウド型のDNSセキュリティおよびセキュアWebゲートウェイ(SWG)機能を持つ「セキュリティおまかせプラン クラウドプロキシオプション」や、「ひかりクラウド電話for Microsoft Teams」「おまかせAI 働き方みえ~る」などのサービスとあわせて、テレワークをはじめとする、中堅・中小企業のニューノーマルな働き方を支援するとアピールしている。