SCSKサービスウェア、UiPathによるRPA開発のトレーニングとリモートサポートをセットにした「UiPath 内製化支援サービス」を提供

　SCSKサービスウェア株式会社は21日、UiPath株式会社が提供するRPAソフトウェアを使用したトレーニングと、企業のRPA開発や運用を支援するリモートサポートサービスをセットにした「UiPath内製化支援サービス」を、3月2日に提供開始すると発表した。

　UiPath 内製化支援サービスは、RPA化に適した業務の選定や、RPAソフトウェア「UiPath Studio」を活用した開発を学ぶオンライントレーニングと、UiPathのRPAソフトウェアに関する開発・運用支援や、運用ルールのドキュメント作成などのサポートを電話・メールなどで受けられるリモートサポートをセットにしたサービス。

　トレーニング受講後、受講者が自社でRPAを開発・運用する場面を継続的にサポートすることで、受講者の着実なスキル定着を支援し、企業のRPA内製化の実現を目指す。

　トレーニングは、講師と受講者の双方が、SCSKサービスウェアのPCにリモートアクセスして進めるため、講師による操作画面のモニタリングや操作補助をリアルタイムで受けられる。トレーニングテキストとして、メモを書き込める付箋の機能を搭載したデジタルブックを受講者に配布。書き込んだ付箋が表示された状態でPDF出力ができるため、受講後の振り返りに活用できる。

　トレーニングカリキュラム終了後も、受講者は自社のRPA開発や運用サポートを継続的に受けられる。リモートサポートサービスは、UiPathのRPAソフトウェアを活用した開発・運用支援だけでなく、RPA化に適した業務選定や開発工程のドキュメント作成などもサポートする。

　RPAの開発・運用の内製化が進むことで、定期的なRPA改修時のコスト削減や開発スピードが向上し、RPAのノウハウが社内に蓄積することで、受講者の担当業務範囲を超えて人材育成やRPA導入が広がり、会社全体で業務効率化を進めることが期待できるとしている。

　UiPath内製化支援サービスの価格（税込）は、RPA業務アセスメント・トレーニング、UiPath実機操作トレーニング基礎編、UiPath演習トレーニング繰り返し処理の自動化編と、15時間のリモートサポートサービスが含まれる「Light」プランが31万3500円など。

　SCSKサービスウェアでは、従業員一人ひとりの能力を高めて生産性向上を目指す企業を支援するため、今後もあらゆる領域の教育サービスを提供していくと説明。2022年は、RPA開発の高い技術力を証明できるUiPath認定資格試験の対策講座を設けて、資格取得による従業員のスキル向上やキャリアアップを支援する予定としている。