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KICOシステムズ、SAPデータ容量分析・予測ツール「SANA(SAP/ANALYZER)」を販売

 株式会社KICOシステムズは21日、韓国DBDSynergyと販売契約を締結し、2022年2月からSAPデータ分析ツールの提供を開始すると発表した。

 KICOシステムズでは、多くの日本企業が導入しているSAP ERP 6.0のメインストリームサポートが2027年に終了することを控え、S/4HANAへの移行に最適なソリューションを順次提供していくと説明。第一弾として、日々増量するデータの分析/将来予測を可能とする、DBDSynergyのSAPデータ容量分析・予測ツール「SANA(SAP/ANALYZER)」を販売する。

 SANAは、SAPシステムのデータ増加量を多角的に分析して、周期的に増加するデータ容量の将来予測を可能とするソリューション。SAPシステムにアドオンされるアプリケーションで、標準/カスタマイズ別、テーブル/インデックス別、モジュール別、アーカイブオブジェクト別、テーブル別など、詳細なデータ分析が可能。また、HANA DBのメモリを分析して、効率的なシステム管理を行える。

 さらに、SAPアーカイビング実績とプランを反映して、将来のデータ増減量をシミュレーションし、データベースストレージおよびデータの管理を効率的に行える。

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