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SBIビジネス・ソリューションズ、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」を3月より提供開始

 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」を3月1日より提供開始すると発表した。1月27日より、無料登録の事前受付を開始している。

 請求QUICKは、請求書の作成・発行から入金消込・会計仕訳までをワンストップで管理できる、クラウド型の請求書発行システム。さまざまな機能により業務プロセスの短縮と効率化を実現するほか、手作業によるミスを未然に防ぐことで、経理担当者の負担を軽減できるという。またデータ連携による作業の自動化によって、不正や人的ミス防止に繋がられるため、経営者視点においてもガバナンスの向上が期待できるとのこと。

 直感的に利用できるインターフェイスを備えており、登録済みの情報を選ぶだけで効率的に請求書を作成できるほか、請求書を作成しながらマスタ登録を行える点が特徴。さらに定常的に発生する取引については、請求書作成の自動化や送付予約が可能なため、月末月初に集中しがちな請求書関連業務を月中に平均化していけるとした。

 また全国の金融機関と連携し、入出金明細をリアルタイムで取得する機能を備え、消込作業をワンクリックで完了できるほか、請求QUICKで作成した請求書以外の入金消込にも対応可能なことから、毎月の入金消込にかかる工数を約90%削減できるという。

 なお請求QUICKでは、発行した請求書の電子保存について、2022年1月施行の電子帳簿保存法の「電子取引」の法要件に対応。2023年10月から開始されるインボイス制度に対応した消費税計算もサポートしている。

 価格は、利用人数5人、請求書発行枚数50枚までは無料で、6人目以降は1ユーザーあたり月額500円、請求書51枚以降は1枚あたり30円が追加される。またオンライン銀行明細取得は、月30回までが無料、31回目以降は30回ごとに300円がかかる。

 今後はオプションプランとして、請求書買取サービスをワンクリックで申し込める機能も提供する予定で、早期資金化が必要になった場合のキャッシュフローの最適化にも貢献するとしている。