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日本情報通信、SaaS型データ活用効率化サービス「trocco」を販売

 日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は23日、株式会社primeNumberとパートナー契約を締結し、データ分析基盤の総合支援サービス「trocco(トロッコ)」を提供開始したと発表した。

 troccoは、データの収集・加工・連携を自動で行い、点在しているデータをひも付けることによって、より複雑で高度な分析を可能にするSaaS型のETL(Extract/Transform/Load)ツール。Google BigQuery、Amazon Redshift、Treasure Data CDP、Snowflakeなど、約100種類複数のデータソースと接続できるという。

 また完全日本語対応しているため、日本企業も安心して利用できるとのことで、Shift-JISなど「日本語文字コード」のデータを持つ企業が利用すると、文字コードの変換に伴うエラーなど、文字コードに関するトラブルを抑えてスムーズに実装できるとしている。さらにクラウドサービスのため、SaaSやPaaSを組み合わせて利用したいニーズを持つ、クラウドネイティブを推進している企業にとっても導入しやすいとのこと。

 NI+Cは今回のパートナー契約により、クラウドサービスの販売から、各種データの連携・データ分析といったデジタルマーケティング、MSP(マネージドサービスプロバイダ)までを一貫して提供するとしている。