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日本情報通信、大容量データのリアルタイム処理に対応した米YellowbrickのDWH製品を販売

 日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は2日、米Yellowbrickとパートナー契約を締結し、同社のデータウェアハウス(DWH)製品「Yellowbrick Data Warehouse」を提供開始すると発表した。

 Yellowbrick Data Warehouseは、Kubernetesをベースとしたアーキテクチャを採用し、さまざまな環境へのDWH構築を実現するソリューション。ペタバイト(PB)クラスの大規模データを逐一処理していく「リアルタイム処理」を特徴としており、利用者は最新の分析を迅速に行えるほか、毎秒数十万レコードのリアルタイムフィード、同時並行のETLプロセス、アドホッククエリ、バッチプロセスなど、SLAの異なる複数のアプリケーションをサポートできるという。

 また配置場所についても、オンプレミス(データセンター)やエッジ、クラウドの各環境に対応し、それらを組み合わせたハイブリッド環境への配置も可能。加えて、プラットフォームに依存しないユーザーの「データ容量」に課金するモデルであるため、請求金額を容易に算出できる点もメリットとした。

 なおNI+Cでは、同社が取り扱うDWH製品のラインアップにYellowbrick Data Warehouseを加えることで、顧客企業のニーズに幅広く応えられるようになったと説明している。