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アステリア、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」とLINE WORKを連携させる無償コンポーネントを提供

 アステリア株式会社は23日、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ)」において、ワークスモバイルジャパン株式会社のビジネスチャット「LINE WORKS」と連携させる「LINE WORKSコンポーネント」を、無償提供開始したと発表した。

 Gravioは、エッジコンピューティング技術を用いることにより、センサーやカメラから収集したデータをエッジ側のみで処理するIoT統合ソフトウェア。クラウド上で処理を行わないため、人物の映像など、プライバシーに関わるデータも安全に取り扱えるという。また、データ収集・解析をノーコードかつ簡単に実現できる点も特徴。各種認証済みセンサーの無償貸し出しプログラムも用意されており、導入時の複雑さも解消可能とした。

 アステリアでは今回、AI/IoTデータの活用や、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進を検討するより幅広い潜在ニーズにリーチするために、多くの企業で導入されているLINE WORKSとの連携機能を開発。Gravioを介して収集されたIoTセンサーやAIカメラのデータを、LINE WORKSとノーコードで連携できるようにした。

 これにより、収集された情報に応じて、あらかじめ設定されたメッセージやスタンプ、画像、ファイルをLINE WORKSの個別アカウント、ないしはトークルームに自動で投稿できるようになる。センサーやカメラが収集した情報をチャット上で確認可能になるため、報告の自動化も実現できるとのこと。

LINE WORKSでの投稿画面イメージ