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アステリア、AI搭載IoT統合エッジウェアの新バージョン「Gravio 3」を提供開始

 アステリア株式会社は23日、AI搭載IoT統合エッジウェアの新バージョンとなる「Gravio 3」の提供を開始した。

 Gravio 3では、対応制御機器を拡充するとともに、独自開発ブロックチェーンによるセキュリティ強化、Gravio Coordinatorによる管理機能の向上を行った。また、Intel OpenVINOを利用した「顔認証/物体認識AI」を追加。エッジコンピューティングで高度な顔認証を実現した。

 さらに、Gravio内蔵ゲートウェイとなる「Gravio Hub」を追加。PCなどがなくても、約10cm四方のデバイスを置くだけでGravioの稼働を可能にした。

 Gravio 3の料金プランは、無償貸出センサーなしで無料で利用できる「Free」、無償貸出センサー4個が付属する月額500円の「Basic」、無償貸出センサー20個・Gravio Hub 1台が付属する月額2万円の「Standard」など。

 アステリアでは、Gravio新バージョンの提供を通じて、エッジコンピューティングのさらなる需要喚起と利用可能性を拡げながら、より一層の顧客開拓を進めると説明。Gravioは現在までに400ユーザーを獲得しているが、2020年3月末にはトータル1000ユーザーへの拡大を目標にするとしている。