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グレープシティ、.NET 6やVisual Studio 2022をサポートしたコンポーネットセット「ComponentOne」新版をリリース

 グレープシティ株式会社は22日、業務アプリケーション向けの.NET/Xamarin/Blazor用コンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」について、新バージョン「2021J v3」をリリースした。

 ComponentOneは、グリッド、チャート、入力支援といった、業務アプリケーションに必要とされる機能を包括的に収録したUIコンポーネントセット。Windows Forms、WPF、UWP、Xamarin、ASP.NET、ASP.NET Core、Blazorに対応し、デスクトップからWeb、モバイルアプリまで、各種アプリケーションの開発に対応する。

 新バージョンでは、モダンなWindowsデスクトップアプリケーションを構築するためのUIフレームワーク「WinUI 3」に対応した、コンポーネントセット「ComponentOne for WinUI」を新たに追加した。

 ComponentOne for WinUIを利用することで、XAMLとC#/VB.NETの既存スキルを活用して、さまざまなWindowsデバイスで動作するWinUIアプリを作成できる。さらに、業務アプリケーションに求められることが多い、データグリッドやカレンダー、入力といったコントロールを搭載しており、WinUIアプリにおける幅広い要件を満たすことができる。

「ComponentOne for WinUI」の主要コントロール

 また、11月にマイクロソフトがリリースしたアプリケーションフレームワーク「.NET 6」に対応。Windows Forms、WPF、ASP.NET Core、Blazor、WinUIアプリ開発用の各エディションで、.NET 6を利用したアプリケーション開発を行える。今後のリリースでも、.NET 6対応コントロールを拡充していく予定としている。

 さらに、Visual Studioの最新版「Visual Studio 2022」をはじめ、Windows OSの最新版「Windows 11」、サーバーOSの最新版「Windows Server 2022」といった最新環境にも対応した。

 ComponentOne for WinUIの1ユーザーあたりの価格(税別)は、初期費用が年額11万円、更新費用が年額5万5000円。ComponentOne for WinUIも含まれる最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の1ユーザーあたりの価格(税込)は、初期費用が年額16万5000円、更新費用が年額8万2500円。