ニュース

グレープシティ、業務アプリ開発コンポーネントの新版「ComponentOne 2019J v2」をリリース

 グレープシティ株式会社は28日、業務アプリケーション開発向けの.NET/Xamarin用コンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」の新バージョン「2019J v2」をリリースした。

ComponentOneは、業務アプリケーションに必要とされるグリッド、チャート、入力支援といったUIコンポーネントを収録した製品。Windowsフォーム、WPF、UWP、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、Xamarinといったテクノロジーに対応し、デスクトップやウェブ、モバイルなど多様なアプリケーションの開発をサポートする。

 新バージョンでは、ComponentOneのすべてのエディションで、.NET Frameworkの最新バージョン「.NET Framework 4.8」に対応。新しいコントロールとして、Office 2019(Office 365)スタイルで刷新されたWindowsフォーム用の「Ribbon」コントロールと、Xamarin.Forms、Xamarin.Android、Xamarin.iOSでPDFの表示、ページナビゲーション、テキスト検索をサポートする「FlexViewer」コントロールを追加した。Ribbonコントロール、FlexViewerコントロールは、2019J v2ではベータ版として提供する。

 さらに、ASP.NET MVC用エディションではデータモデルと連結したコントロールの追加や更新がウィザードから簡単に行えるスキャフォールディング機能が、ASP.NET CoreのRazorページでも使用できるようになった。また、Enterpriseエディション限定機能であるWeb APIにおいて、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどが提供するクラウドストレージサービスに対してCRUD処理を実施するAPIを追加した。

 ComponentOneは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、初期費用は1ユーザーライセンスが15万円(税別)、更新費用は7万5000円(税別)。