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NTTPC、サービス品質保証付きの中小企業向けクラウドサーバー「WebARENA IndigoPro」を提供

 株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は20日、中小企業向けに最高ランクのサービス品質保証を提供するクラウドサーバー「WebARENA IndigoPro」を本日から提供開始した。

 NTTPCでは、仮想専用サーバー(VPS)の「WebARENA Indigo」を2019年から提供している。今回、同サービスの上位プランとして、中小企業のビジネス利用ニーズに対応し、品質保証制度を備え、高速、低価格でオンデマンドにCPU・メモリ・ディスクのスペック変更が可能なクラウドサーバーのWebARENA IndigoProを新手に提供する。

 WebARENA IndigoProでは、月間累計30分以上の故障で、月額料金が全額返金となるサービス品質保証制度(SLA)を提供。これを実現するために、「フェールオーバー機能」「ストレージ・ネットワーク設備の冗長化」などを行っている。

 NTTPCでは、ビジネスでの利用において、国産クラウドサーバーでは最高ランクのSLAとなっていると説明、これまで必要だったSLAの申請も不要で、通常サービスとしてSLAが適用される。

 また、インターネットからクラウドサーバー間を、上り/下りトラフィックともに最大10Gbpsの、広帯域なベストエフォートのネットワークで接続。サーバーへのアクセス集中時や大容量データ通信時も、快適に利用できる。

 サービスの初期費用は無料で、利用料はコンテンツ配信やデータアップロードにおけるデータ転送量に関係なく、利用時間に対する従量課金で利用が可能。また、月額料金には上限があり、最も安い「Linux系OS:標準プラン(メモリ4GB・2vCPU)」の場合で月額上限は3960円(税込)と、安心して利用できる。

 サーバーリージョンは、東京と大阪の2拠点から選択が可能。それぞれのリージョンを契約することで、万が一の災害・障害発生時に備え、地理的な冗長・分散を考慮した構成も構築できる。