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キングソフトグループ、業務支援ツールをまとめた法人向けクラウドサービス「Wonder Cloud Works」

当初はビジネスチャット、クラウド電話帳、クラウド型オフィスアプリを提供

 キングソフトグループのキングソフト株式会社およびワウテック株式会社は9日、業務支援ツールをまとめた法人向けクラウドサービス「Wonder Cloud Works」と、それに含まれる法人向けクラウド型オフィスアプリケーション「WPS Cloud Pro」を発表した。まずWPS Cloud Proを12月9日にリリースし、Wonder Cloud Worksは12月15日から提供開始となる予定だ。

 Wonder Cloud Worksは、仕事を効率化するビジネスツールを1つにまとめたクラウドサービス。発表時点では、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、クラウド電話帳「CAMCARD BUSINESS」、クラウド型オフィスアプリケーション「WPS Cloud(旧称:WPS Docs)」の法人向けとなるWPS Cloud Proをラインアップしており、利用者は必要なアプリケーションのみを選択して利用できる。

 各ツールはすべてクラウドサービスとして提供され、PCだけでなくタブレット、スマートフォンに対応しているので、インターネットにつながる環境と端末さえあれば、どこからでも利用可能。また、1つのID/パスワードですべてのツールへのログインを行え、ユーザー情報も同期されていることから、ツールごとにユーザー情報をメンテナンスするといった、煩雑な作業は不要とした。

 加えてツール間の機能連携に対応しており、例えばCAMCARD BUSINESSとWowTalkを連携させると、CAMCARD BUSINESSに登録した名刺情報をWowTalkにも共有できるようになるという。

 1IDあたりの価格(税別)は、2つのツールを利用する場合が月額600円、3つとも利用する場合が月額840円。割安な年間契約も用意されており、その場合は、それぞれ月額500円、月額700円となる。ツールについては、今後、勤怠管理や電子契約、経費精算などを順次追加していく予定だ。