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CData、ヤフー・データソリューション向けのデータコネクタを提供

ヤフーの行動ビッグデータをBIツールなどから利用可能に

 CData Software(以下、CData)は1日、各種データを、Yahoo! JAPANのヤフー・データソリューションが提供している行動ビッグデータと連携させるためのコネクタ「CData Drivers for Yahoo! JAPAN DATA SOLUTION」を提供すると発表した。

 ヤフー・データソリューションでは、APIを通じて、ヤフーの検索データを元にした関連キーワードランキング、検索トレンド、検索ボリュームといったビッグデータを取得・分析できるサービス「DS.API」を提供している。

 このサービスでは、自社の保有する1stパーティデータだけでなく、データソリューションのような外部データと組み合わせて活用することによって、より深いインサイトを得られるとのことで、BIツールなどの自社分析環境でヤフーの行動ビッグデータを利用可能になるという。

 しかし一般的には、APIの呼び出しにはコーディングが必要とされており、データ活用のハードルが高くなっていたとのこと。また、データを活用するユーザーは慣れ親しんだクエリツール、分析ツール、BIツールがあり、ツールごとにAPI経由でデータを使えるようにするには、多くのリソースが必要だった。

 これに対して、今回、CDataが提供開始した「CData Drivers for Yahoo! JAPAN DATA SOLUTION」では、コーディングなしに各種ツールからDS.APIのデータ利用が可能になるため、こうした課題を解決できるとのことだ。

 具体的には、DS.APIで提供されているSearchRanking API、SearchTrend API、SearchVolume API、SearchMapMetrics APIに対応。ODBCやJDBC、ADO、Pythonなどのテクノロジードライバー、Excel、Power BI、SSIS、Tableau、Mule、PowerShell、Syncなどのアダプタが用意されている。