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ドコモ、中堅・中小企業向けのサービスを提供するオンラインストア「ビジネスdXストア」を開設

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、中堅・中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に効果的なサービスをWeb上から購入できるオンラインストア「ビジネスdXストア」を、12月1日に開設すると発表した。同日より、「dXオンライン営業」「dXリモートデスクトップ」「dX勤怠・労務管理」「dX福利厚生」「dX助成金申請」の各サービスを提供開始する。

 「ビジネスdXストア」は、「オンライン営業」「リモートワーク支援」「勤怠・労務管理」など、各業務テーマ別にドコモが厳選したサービスを提供するオンラインストア。主にこれからDXに取り組もうとしている中堅・中小企業が、サービス選定に迷うことなく、安心して契約・利用できるという。

 申し込みに際しては、別途申込書の記入や押印などは不要で、同ストア上で申し込みを完結可能。また、各サービス利用時のユーザー認証は、法人利用者向けの共通ID「ビジネスdアカウント」によって行われるため、サービスごとのID/パスワードの管理も不要となっている。さらに中堅・中小企業が安心して導入できるよう、サービスの導入支援から、導入後の問い合わせ対応などのサポートを提供するとした。

 サービス提供開始当初は、まず、「dXオンライン営業」「dXリモートデスクトップ」「dX勤怠・労務管理」「dX福利厚生」「dX助成金申請」「NewsPicks +d」の6サービスを提供。さらに2022年3月末までには、「dX電子契約」「dX商談・名刺管理」「dX電子請求書発行」「dXホームページ」「まるごとビジネスサポート」の5サービスを提供する予定で、その後も順次、提供サービスを拡大する予定だ。

 このうち、PCやスマートフォンなどの操作をサポートする「まるごとビジネスサポート」を除くと、各サービスとも、ドコモが提携するパートナーからOEM提供されたサービスを、ドコモのブランドで提供する形になる。例えば「dXリモートデスクトップ」はRSUPPORT株式会社、「dX電子契約」は弁護士ドットコム株式会社との提携によって提供されるサービスだ。

 なお、「ビジネスdXストア」内の各サービスの契約には、「ビジネスdアカウント」のポイント/ユーザー管理グループ内の管理代表ユーザー、もしくは管理許可子ユーザーが必要。法人向け会員プログラム「ドコモビジネスメンバーズ」に加入していれば、月々の利用額に対する「ドコモビジネスポイント」を提供するほか、対象となるソリューション契約数に応じてポイント提供率がアップするとのこと。

ビジネスdXストアのロゴ