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ネットギア、Wi-Fi 6対応の法人向けデュアルバンドメッシュシステム「Orbi Pro WiFi 6 Mini」

ルータ1台+サテライト1台のスターターキットを発売

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は24日、テレワークや小規模オフィスネットワークに適した無線LANメッシュ製品群「Orbi Proシリーズ」において、エントリーモデルの「Orbi Pro WiFi 6 Mini」をラインアップに追加し、販売開始すると発表した。

 ネットギアのオンラインストアでの価格は、ルータとサテライト(子機)を各1台含むスターターキット(SXK30)が4万2820円(税込)。

 Orbi Proシリーズは、ルータと無線LANアクセスポイント、ネットワークスイッチの機能が統合された無線LAN製品。ルータとサテライトを配置することにより、メッシュ型の無線LANネットワークを容易に構成できる点が最大の特徴となっている。

 今回発表された「Orbi Pro WiFi 6 Mini」はそのエントリーモデルで、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に加えて、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/の各規格をサポートする。5GHzと2.4GHzの同時利用にも対応しており、最大1201+574Mbpsのデュアルバンドにより、快適な通信環境を提供できるとのこと。

 また、無線LANのカバー範囲が足りない場合や、接続デバイスの増加で速度低下を感じ始めた場合は、追加用サテライト(2022年発売予定)を追加すれば、メッシュネットワークを拡張可能。SSIDは4つ設定できるので、仕事用、プライベート用、スマート家電用、ゲスト用など分けて使用すると、万一ゲスト用のWi-Fiネットワークに接続されたデバイスがウイルスに感染していても、ビジネスネットワークへの影響を防げるとしている。

 有線のインターフェイスは、ルータの背面に3つ、サテライトの背面に4つの1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートが搭載されており、PCやネットワークプリンタ、NASなどのネットワーク機器を接続可能だ。

 加えて、クラウド型のネットワーク管理ツール「Insight」での管理に対応しているため、スマートフォンアプリを用いて、いつでもどこからでも、配下のネットワーク環境を確認できる。「Orbi Pro WiFi 6 Mini」のスターターキットでは、1年間の無料サブスクリプションが付属しているとのこと。

 なお、「Orbi Pro WiFi 6 Mini」は他のOrbi Proシリーズとの互換性がない点には、注意が必要だ。