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スカイコム、Webブラウザ上にてPDFファイルを閲覧可能にするPDFビューア「SkyPDF WebViewer」

 株式会社スカイコムは13日、Webブラウザ上でPDFファイルを閲覧できるPDFビューアソリューション「SkyPDF WebViewer」を販売開始すると発表した。自社のWebアプリケーションやクラウドシステムから、手軽にPDFファイルの表示・編集が行えるようになるという。

 SkyPDF WebViewerは、Webブラウザを利用してPDFファイルを閲覧できるようにする、マルチデバイス対応のPDFビューアシステム。Webブラウザからアクセスする仕組みのため、特別なソフトウェアやアプリを導入する必要もなく、PCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスに関係なく利用できるという。

 また、PDFファイルに入力・選択可能なフォームが設置されていれば、文字の入力や選択項目へのチェックがWebブラウザ上から直接実行でき、タッチペン(スタイラスペン)を使った電子サイン/手書き文字入力にも対応する。加えて、UIデザイナー機能を利用して、ボタンの配置や色などのビューアデザインを、直観的な操作で設定変更できるとのこと。

 さらに管理者は、PDFファイルの登録・削除に加え、PDFファイルまたはビューアの各種セキュリティを設定可能。管理者が各種セキュリティ設定を施すことでユーザー操作を制限し、公開するPDFファイルのひとり歩きを抑止するとした。

 具体的なセキュリティ設定としては、Webブラウザからの印刷を制御する印刷禁止設定、PDFファイル内のテキストや画像などのコピー、抽出を保護するコンテンツ保護、Webブラウザを介したHTMLソース表示を制御するHTMLソース表示制御などを行える。

 サーバー側の動作環境は、Windows Server 2016 Standard以上、あるいはWindows Server 2019 Standard以上。クライアント側のWebブラウザは、PCのMicrosoft EdgeとGoogle Chrome、iPadのSafariで動作確認されている(管理者用の管理画面はPCのみ対応)。