スカイコム、電子印鑑ツール「SkyPDF 印鑑作成 7」のセキュリティを強化　改ざん検知機能などを搭載

　株式会社スカイコムは3日、電子印鑑ツール「SkyPDF 印鑑作成 7」において、電子印鑑としてのセキュリティを向上させたアップデートを実施し、同日より販売開始すると発表した。「SkyPDF Professional 7」の有料オプションとして提供される。

　「SkyPDF 印鑑作成 7」は、ユーザー印鑑や画像を印影データとして取り込み、PCやタブレット端末で使えるPDF印鑑（電子印鑑）ファイルを作成するツール。印鑑を電子化することにより、押印が必要な紙の書類に関するワークフローの制約から、従業員を解放できるという。

　今回のアップデートでは、押印後に文書が変更（改ざん・偽造）されていないかについて、押印履歴から検証結果を確認できるようにした。肉眼では発見が困難な不正な改ざんや修正、編集も検知可能という。

　また押印時に、押印するユーザーの顔写真と自署（サイン）の記入を可能にした。これにより押印者を特定でき、本人性の確証をより高めるとしている。なお、同機能は個人印のみならず、社判にも適用できる。なお、自署（サイン）の追加は「SkyPDF Touch Ink for win 7」ユーザーが利用できるとのこと。

　このほか、複合機・スキャナ連携機能を搭載し、利用中の複合機やスキャナと連携して印影画像を直接取り込めるようにした。