ニュース

TOKAIコミュニケーションズ、IT機器のLEDランプを画像認識AIが自動監視する「LED監視自動化サービス」を販売

 株式会社TOKAIコミュニケーションズは2日、データセンターや通信事業者の中継局などの設備において、目視監視によって運用されているサーバーやネットワーク機器類のLED監視を、画像認識AIによって自動化する「LED監視自動化サービス」を、株式会社フューチャースタンダードと共同で開発し、販売を開始した。

 LED監視自動化サービスは、小型USBカメラで撮影したLEDランプの映像をRaspberry Piで解析し、LEDランプの状態をAIが判定するサービス。異常と判定された場合はメールで通知する。正常状態を点灯状態(点灯、消灯、点滅)および色(赤、オレンジ、緑、青)で指定し、逸脱時に異常と判定する。

LED監視自動化サービス

 撮影した映像は、クラウド上の映像解析AIプラットフォームにアップロードされ、任意の時間のLEDランプの映像を確認できる。自動化により目視確認を行うための巡回作業が不要となり、人的要因で発生する検知漏れがなくなり監視品質が向上する。監視用ラズベリーパイには最大5台のカメラを接続でき、1カメラにつき最大10個のLEDランプの監視が可能。監視頻度は標準で5分に1回(1日288回)で、監視頻度が向上することで、異常発見までのタイムラグを最小化できる。

 TOKAIコミュニケーションズでは、データセンター事業者である同社ならではの検証を実施し、高い検知精度を実現。また、サーバールーム内の照明が点灯・消灯しても、変わらぬ検知精度を実現しているという。

 毎秒30フレームの撮影を行うため、ネットワーク機器のポートLEDのような点滅LEDも検知が可能。Raspberry Pi、USBカメラなど汎用機器を使用するため、安価にサービスを提供できる。また、機器の入手性も高いため、増設、予備機の確保も容易に行える。

 撮影した映像は全てクラウド上に保存するため、現地に行くことなく、オフィスの自席、在宅など、どこからでも状態確認が可能。また、VPN機能を利用してRaspberry Piにリモート接続でき、万が一の際もリモートメンテナンスが行える。

 TOKAIコミュニケーションズでは、サービスを導入することで、リモートによるLED監視を実現し、監視業務のテレワーク化が期待できると説明。また、既存監視業務の工数削減や、要員を増やすことなく監視点数を増やせるとしている。