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パスロジ、ワンタイムパスワードソフト「PassLogic」のサブスクリプション型ライセンスを提供

 パスロジ株式会社は1日、ワンタイムパスワードソフトウェア「PassLogic(パスロジック)」において、必要な期間だけ利用できるサブスクリプションモデルを提供開始したと発表した。

 PassLogicは、イメージからワンタイムパスワードを作り出す「パスロジック認証」によって、トークンなどの認証用デバイスを必要とせず、Webブラウザだけで強固なワンタイムパスワードを利用できる本人認証システム。Webブラウザ上に表示される乱数表から、ユーザーごとに設定されている「位置」と「順番」に従って数字を抽出し、ワンタイムパスワードを生成している。

 従来は買い切り型ライセンスのみを提供していたが、プライベートクラウドを利用する企業の増加に伴って、利用料として支払えるサブスクリプションモデルを新たに用意した。買い切り型と比べて初期費用も抑えられるので、小規模の試験導入からスタートする企業にも適しているという。

 なお、Amazon Web Services(AWS)の「AWS Marketplace」にはPassLogicが登録されているので、AWSでは、構築作業をすることなく簡単な操作ですぐにプライベートサービスを立ち上げられるとのこと。立ち上げたPassLogicにサブスクリプションモデルのライセンスを適用するだけで、プライベートなSaaS型のクラウドサービスを利用可能になるとしている。

 なおパスロジでは、AWS以外のクラウドサービスでもPassLogicの登録手続きを進めており、年内に3社のクラウドサービスでの展開を見込んでいる。