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キーウェア、「Biz∫」をベースにしたプロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレートを提供

 キーウェアソリューションズ株式会社(以下、キーウェア)は21日、日本ノーベル株式会社と協業し、「プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫」を2021年2月より提供すると発表した。

 プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫は、株式会社NTTデータ・ビズインテグラルが提供するERPパッケージソフトウエア「Biz∫(ビズインテグラル)」をベースに、キーウェアの「プロジェクト採算管理テンプレート」と、日本ノーベルのWeb調達・購買システムの「EPCUS(エピカス)」を統合した業務特化型テンプレート。

 テンプレートの導入により、プロジェクトの収益性の向上を図ると同時に、役務購買業務のオンライン化を推し進め、ニューノーマル時代の新たな働き方の実現を支援する。

 ソリューションは、システム共通基盤「intra-mart」上で動作し、業務のオンライン化や法改正へのリスク管理向上、予実採算管理の高度化を目的に機能を強化した。

 オンラインでパートナー事業者との役務購買取引が完結でき、外注依頼から仕入計上までのフローをオンライン上で承認、進捗管理でき、見積もり差異の明確化や一括発注・一括計上が可能。発注情報と連動した外注要員マスタの連携の実現や、紙請求書の基幹システムへの自動登録、請求書照合機能を実装した。

 法改正に対応した契約管理・勤怠管理にも対応し、「契約形態」により入力項目を制御可能。法令で定められている各種帳票出力(派遣個別契約書、派遣通知書など)への対応や、派遣要員の契約管理機能、派遣要員の勤怠管理機能を実装した。

 プロジェクト採算管理としては、プロジェクト採算情報を取り込み、ローカルでプロジェクト計画のシミュレーションが可能。工事進行基準プロジェクトの場合、売上計画の自動計算が可能なほか、部門やプロジェクトなどの切り口による要員管理や、グループ全社や部門、プロジェクトの損益も必要な切り口で照会できる機能などを実装した。

 キーウェア、日本ノーベル、NTTデータ・ビズインテグラルの3社は、プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫のマーケティング・提案活動を推進し、多くのIT事業者のデジタル化・業務改善を支援するとともに、Biz∫をベースとしたエコシステムを拡大・活用し、早期に事業拡大を目指すとしている。