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NTTデータ・ビズインテグラル、ERP「Biz∫」向けのRPAソリューションを提供

 株式会社NTTデータ・ビズインテグラルは18日、大企業向けERPパッケージ「Biz∫(ビズインテグラル)」を利用する顧客に対して、RPA(Robotic Process Automation)ツールを活用した、基幹業務における生産性向上実現のための支援ソリューション「Biz∫RPA」を、パートナーを通じて提供開始した。

 NTTデータ・ビズインテグラルでは、基幹業務の集約化や標準化による業務改善を支援してきたが、ERPパッケージの適用が困難な独自性の高い業務や、ERPを利用するためのデータ編集、入出力など人手による作業は残存しており、さらなる生産性向上の余地を残していると説明。こうした背景から、生産性向上のための支援ソリューションとしてBiz∫RPAを提供する。

 顧客は、システム外の付帯的な定型的な業務をBiz∫RPAに実行を任せることで、より付加価値の高い業務に従事可能となり、企業全体として、事業を支える専門的かつ難易度が高いコア業務に対する人的資源の集約や、従業員の時間外労働の削減が可能になるとしている。

 ソリューションは、顧客業務の中で、Biz∫への入力作業やBiz∫からの出力結果を利用して行う作業を対象に、RPAツール「WinActor(ウィンアクター)」を活用した定型業務自動化を、パートナーを通じて実現する。最短約1カ月で実運用での利用開始が可能。

 適用業務例は、Biz∫への入力作業業務、定期的なレポーティングの出力、配布業務、Biz∫から出力したデータの編集、登録業務、手順の定まった、各種システムメンテナンス業務など。導入手順は、自動化対象業務選定、対象業務プロセス分析・見直し、WinActor内の自動化シナリオ設定、実運用導入後サポートなどとなる。

 NTTデータ・ビズインテグラルでは、800社を超えたBiz∫を利用する顧客を中心に、Biz∫RPAの導入を順次提案・展開していく。