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UiPath、RPAソリューションの最新版「UiPathプラットフォーム 21.4」を発表

 米UiPathは現地時間19日、RPAソリューション「UiPathプラットフォーム」の最新リリースとなる「UiPathプラットフォーム 21.4」を発表した。

 最新リリースでは、Automation Opsにより、システム管理者が自動化ユーザーと開発者向けのポリシーを短時間で設定できる、クラウドファーストのWebベースアプリケーション「Automation Ops」を提供する。

 Automation Opsにより、企業は「UiPath Studio」ファミリー製品およびAttendedソフトウェアロボットの大規模な展開環境について、簡単なガバナンスを実現できる。また、既存ユーザーは、RPAの管理をクラウドで実現する「UiPath Automation Cloud」の一部として、すぐにAutomation Opsを利用できる。Automation Opsは、UiPath Studioおよび「UiPath Assistant」と緊密に統合され、監視と制御が可能になる。

 Automation Opsは、全社レベルで展開してIT部門が一元管理を行うが、個別のニーズに合わせてカスタマイズできるとともに、自動化スキルやアクセスレベルが異なる個々のユーザーグループをターゲットにしたポリシーもサポートする。

 また、最新リリースでは、UiPath Automation Cloudの機能拡張として、クラウド環境でエンタープライズ規模の自動化を移行、構築、管理、評価するオプションを提供する。たとえば、UiPath Automation Cloudソフトウェアロボットは、ユーザー企業のインフラストラクチャや管理は一切不要で、必要に応じてUnattendedロボット機能を提供する。また、Automation Cloudで「UiPath Insights」の分析機能を利用できるようになり、組織全体にわたるソフトウェアロボットのパフォーマンスから自動化のROIまでを理解するための可視性を提供する。

 さらに、一般ユーザーおよびプロの開発者から、ITやデータサイエンティスト、CoEチームなどの自動化をサポートまたは間接的に関わるユーザーまで、すべてのユーザーに対するユーザー体験を拡張およびシンプル化した。これまでより、ユーザーによる迅速な利用が促進される一方で、ヘルプデスクへの問い合わせは減少するとしている。