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JSOLとウイングアークが提携、両社製品を組み合わせたマスター統合・分析基盤を提供

 株式会社JSOLとウイングアーク1st株式会社は24日、マスタデータ管理の分野において協業すると発表した。この協業では、JSOLのマスター統合管理ソリューション「J-MDM」と、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard」、ならびにデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」を組み合わせたマスター統合+分析基盤を提供する。

 マスターデータの管理と活用は、取引先・品目・組織情報を統合管理し、あらゆるデータを整流化することで、DX経営を推進する基盤づくりと密接に結びついているという。

 今回のソリューションでは、データマネジメント支援機能を持つJ-MDMと、データ活用機能に特徴を持つMotionBoard、Dr.Sumを連携することにより、システム導入ならびに業務改善後の成果から、各マスターとトランザクションデータの関連性まで、さまざまな指標をリアルタイムかつグラフィカルに可視化可能になるとのこと。

 なお、データマネジメントは中長期的な取り組みのため、「成果が出るまで時間を要する」「見えにくい」などの理由から、プロジェクト半ばで中断されることもあるというが、このソリューションを活用することにより、マスターデータ管理業務の効果測定、改善内容の見える化などを行えるので、データマネジメントの取り組みを永続的に進めていくことも可能になるとした。

 両社では今後、マスタ運用プロセスの見える化と、ビジネス改善サイクルの継続の連携を深めていく計画。JSOLでは、年間30社以上へのマスター統合+分析基盤ソリューションの導入を目標としている。