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ウイングアーク1st、インメモリエンジンによりデータ集計・分析を高速化したBIツール「Dr.Sum Ver.5.0」

 ウイングアーク1st株式会社は、新開発のインメモリエンジンによる高速化やインターフェイスの刷新を行った、集計・分析プラットフォームの新版「Dr.Sum Ver.5.0」を10月5日に発売する。

 「Dr.Sum」は、企業システム内に蓄積されているデータを統合し、高速なデータ集計・レポーティングを実現するBIツール。

 新版では、新たに開発したインメモリエンジンにより、10億件のデータ集計を1秒で実行できるなど、従来製品と比較して数十倍の高速化を実現。1テーブルあたり20億件までのデータを格納できるようになり、数百億件のデータ集計にも対応する。

 インメモリ方式と、HDDやSSDに保存したデータから応答する従来方式の両方が利用でき、全データをインメモリ化することなく運用が可能。複数のインメモリサーバーで負荷を分散することもでき、障害が発生した場合などインメモリのデータが利用できない場合には、自動的に従来の方式で応答する。

Dr.Sum Datalizer for Web

 インターフェイス面では、ウェブブラウザーインターフェイス(Dr.Sum Datalizer for Web)の画面デザインやフォントの見直しを行うとともに、WebOLAP機能を強化。Excelインターフェイス(Dr.Sum Datalizer for Excel)では、「Datalizer」リボンと「Datalizer操作」リボンを見直し、よりシンプルに、直感的に操作できるようになったとしている。

 製品の価格(税別)は、データベースエンジンが1サーバー300万円から。集計・レポーティング・SVF連携ツールが1サーバー50万円から。データ連携ツールが1サーバー100万円から。テキストデータ分析ツールが1サーバー100万円から。

Dr.Sum Datalizer for Excel