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クラウドサインでの契約締結ステータス、LINE WORKS上で受け取り可能に

両サービスの連携機能を提供

 弁護士ドットコム株式会社とワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)は13日、ワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」と、弁護士ドットコムのクラウド契約サービス「クラウドサイン」の連携機能を提供開始すると発表した。この連携により、クラウドサインでの契約締結ステータスをLINE WORKS上の通知によって受け取れるようになるという。

 LINE WORKSは、ワークスモバイルが開発・提供しているクラウド型ビジネスチャットサービス。チャットや音声/ビデオ通話を行える「トーク」機能、オンライン会議で利用する「ビデオ通話」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載するほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

 一方のクラウドサインは、契約締結をクラウド上で完結可能な電子契約サービス。電子契約機能には電子署名とタイムスタンプが施されており、「いつ」「誰が」「何を契約したか」を確認できるため、法的証拠力を担保するとしている。

 今回の連携機能は、「スマートフォンで契約業務を推進したい」というニーズに応えるもので、利用者は、クラウドサインによる契約締結ステータスの通知をLINE WORKS上で受け取り可能になる。契約締結完了・却下のステータスは、LINE WORKSの「トーク」で通知されるため、契約の進捗状況および情報の一元管理が可能になるとのこと。

 LINE WORKSとクラウドサイン(スタンダードプラン以上)を利用している利用者であれば、無料で連携機能を利用できる。

 また今後は、契約送信側がLINE WORKSのボットに必要事項を入力すると、クラウドサインによる契約書や申込書の生成と送信を行える機能の搭載など、さらに利便性を向上させる開発を予定しているとした。