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HOTnet、クラウド閉域接続サービス「S.T.E.P xFunction Closed Cloud Connect」を提供開始

 北海道総合通信網株式会社(以下、HOTnet)は15日、各種クラウドサービスと閉域で接続するサービス「S.T.E.P xFunction Closed Cloud Connect」の提供を開始した。

 HOTnetでは、企業・自治体におけるICTの活用が進む中、メガクラウドの利用が増加しているが、同時にメガクラウドをイントラネットのサーバーとしての利用を求めるケースが増えていると説明。インターネットを経由しない閉域ネットワークでメガクラウドと接続することにより、高いセキュリティで安定した通信サービスを提供する。

「S.T.E.P xFunction Closed Cloud Connect」サービス概要

 S.T.E.P xFunction Closed Cloud Connectは、株式会社アット東京の「AT TOKYO Business eXchange(ATBeX)サービス」を利用し、Amazon Web Services(AWS)、IBM Cloud、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)、Microsoft Azureに対する閉域接続を提供する。

 これにより、L2LなどのHOTnetのネットワークサービスからメガクラウドへ、インターネットを介さないセキュアで安定した閉域ネットワークでの接続が可能となり、メガクラウドをイントラネットのサーバーとして構築できる。

 また、「S.T.E.P 札幌データセンター」や「S.T.E.P プライベートクラウド」など、HOTnetの各種サービスとメガクラウドのサービスをハイブリッドで利用することが可能となる。

 利用料金(税別)は、初期費用が1万円。AWSの閉域網接続サービスと100Mbps接続を提供する「Closed Cloud Connect 100M for AWS」が月額6万円、IBM Cloudの閉域網接続サービスと100Mbps接続を提供する「Closed Cloud Connect 100M for IBM Cloud」が月額6万円、OCIの閉域網接続サービスと100Mbps接続を提供する「Closed Cloud Connect 100M for Oracle Cloud」が月額8万円、Microsoft Azureの閉域網接続サービスと100Mbps接続を提供する「Closed Cloud Connect 100M for Azure」が8万円など。