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マクニカネットワークス、“ゼロトラスト”環境の構築を支援する相談窓口を設置
企業の導入製品や課題などに応じてベストな方法を提案
2021年4月13日 14:35
マクニカネットワークス株式会社は13日、“ゼロトラスト”環境の構築を支援する「ゼロトラスト相談窓口」を設置したと発表した。企業が導入している製品や課題、目指す姿にあわせてベストな方法を提案するという。
昨今、テレワーク推進やクラウドサービス利用の増加に伴い、“何も信頼しない”ことを前提としたセキュリティ対策のモデルとしてゼロトラストが話題になっており、この導入を目指す企業も増加している。
しかし、ゼロトラストはある程度自由な解釈が成り立つため、現時点で1つのソリューションを導入すれば達成できるというものではないほか、すでに企業が保有するネットワーク、セキュリティ製品をどう利用していくか、また、システムの運用体制をどうするかといった課題も存在する。
今回マクニカネットワークスが設置するゼロトラスト相談窓口は、ゼロトラスト環境の導入・整備を行う企業の支援を目的としたもの。同社では、新しいものを取り入れつつ、徐々にゼロトラストのコンセプトにシフトしていくことが、現実的に取りうる有力な選択肢と考えており、同社がさまざまな製品の一次代理店として培った経験をもとに、取り扱う各製品を連携実証し、その企業にあわせた導入を提案・支援するとしている。
なお同社では、取り扱い製品の組み合わせによるゼロトラスト実現例として、以下のようなものを挙げている。
状態の健全性を保証するモデル
アクセスする人やデバイスの健全性を判断し、セキュアにSaaSなどの企業リソースを利用できるモデル
都度判断するモデル
ネットワークやユーザーの挙動から動的に制御を行うことで、一度アクセスが許可された場合でもセキュリティリスクの変化によってアクセス権限のはく奪やセッションの切断を行えるモデル
運用を自動化するモデル
各導入機器からの情報把握の迅速化とその対処の自動化、効率化を実現するためのモデル