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ラネクシー、リモート接続履歴の取得を強化したクライアント操作ログ管理ソフト「MylogStar 4」新版

 株式会社ラネクシーは7日、クライアント操作ログ管理ソフトウェアの新版「MylogStar 4 Release4」を販売開始すると発表した。出荷開始は4月19日を予定する。

 MylogStarは、15種類の操作履歴とOSカーネルレベルでPCの操作情報を収集できるクライアント操作ログ管理ツール。監視対象のPC端末にエージェントをインストールすることにより、ユーザーのPC操作履歴を収集し、管理サーバーで一元的に管理する機能を備えている。

 今回の新版では、ユーザーログの取得項目として「リモート接続履歴」が追加され、リモートデスクトップ接続による接続・切断の履歴を確認できるようになった。

 従来のユーザーログ(ログオン/ログオフ情報)では、リモートデスクトップ接続の環境でPCを利用する場合、サインアウトせず切断した場合にセッション情報が残ったままとなり、操作ログ上はログオフとは読み取れなかったため、常時継続利用しているような記録になってしまっていたという。しかし今回の機能強化により、サインアウトせずに切断した場合でも、リモートデスクトップの接続・切断の履歴を確認できるようになったとのこと。

 これにより、テレワーク環境を含め、リモートデスクトップ接続でPC端末を利用する場合、今まで取得できなかったログオン/ログオフの情報を正確に把握できるとしている。

 また、Windows 10(version 20H2)、VMware vSphere 7をサポート対象として追加したほか、VMware Horizon 8上でのVDIおよびSBC環境、およびCitrix Virtual Apps and Desktops 7 1912(LTSR)にも新たに対応している。

 さらに、MylogStar Desktop/FileServerにアクセス制御の一時解除キー発行機能を追加。アクセス制御の一時解除機能を利用した証跡をステータスログに記録できるようになった。