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ラネクシーのクライアント操作ログ管理ソフト「MylogStar」新版、統合ログ管理製品との連携を強化

 株式会社ラネクシーは30日、クライアント操作ログ管理ソフトウェアの新版「MylogStar 4 Release2」を発表した。出荷開始は2月6日を予定している。

 MylogStarは、クライアントの操作ログを記録することにより、内部統制で企業に求められる監査証跡管理機能に加えて、デバイス制御やアプリケーション起動制御などによる情報漏えい対策機能、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にするための追跡機能を提供する製品。

 今回の新版では、統合ログ管理製品との連携を強化するために、「統合ログ管理製品 連携ライブラリ」を公開した。これにより、統合ログ管理製品に対し、MylogStarが取得する操作ログの読み込みと任意の形式での出力が可能となるので、企業が統合ログ管理製品を利用してMylogStarの操作ログとその他のログを一元管理・突合する、といったことがやりやすくなる。

 なお連携ライブラリは、統合ログ管理製品との連携を行うためにMylogStarが提供するクラスライブラリ(.NET Framework)であり、Visual Studioなどの統合開発環境を利用する技術者を対象として公開される。

 また、業務改善の指標として操作ログを活用する場合に有効な情報となる、キーボードやマウスの操作を記録するアクションログを追加した。さらに有償オプション「MylogStar WorkRadar」では、このアクションログを利用してユーザーの稼働状況を可視化するアクション分析レポートも利用できる。

 このほか今回は、Relay Serverで管理可能なクライアント数を4000台/ユーザーまで拡大。Microsoft VDIやEricom(VDI、SBC)のサポート、Windows 10 バージョン1809やWindows 10 Enterprise 2016 LTSB/2019 LTSCへの対応なども行われている。