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NTTデータ、顧客接点のデジタル変革に向けたSalesforce定着化支援サービスを提供

 株式会社NTTデータは30日、Salesforceを導入する企業に対して、現場での活用・定着化フェーズを起点としたビジネス変革を支援するサービスを、株式会社セラクとの連携により4月1日から提供すると発表した。

 サービスでは、営業支援システム「Salesforce Sales Cloud (以下、Sales Cloud)」や、BIツール「Tableau」、マーケティングオートメーションソリューション「Pardot」など、複数製品を組み合わせた活用の定着化を支援し、営業支援からマーケティング・データ分析まで、Salesforceの利用範囲を拡大する。

 また、企業の業務改革を支援する「プロフェッショナルサポート」に加え、Salesforceのオンサイト支援で実績のあるセラクとの連携により、複数製品を最大活用するための定着化支援から、派生する機能構築や管理業務の代行までを、オンサイト/リモートの両面で支援する。

 たとえば、中核製品であるSales Cloudを定着させ、営業支援においての活用を強化することで、企業はより広範囲のバリューチェーンの改革へ目が向くため、さらにPardotを導入するなど、顧客を軸にしたマーケティング施策や分析へと、Salesforceを利用する範囲が横断的に拡大すると説明。こうした複数製品を組み合わせたPDCAを回すプロセスが確立し、企業の収益化が期待できるとしている。

 NTTデータとセラクでは、サービスの提供においてカスタマーサクセス要員を500名まで確保し、今後5年後に売上500億円を目指すとしている。