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セラクがインテージテクノスフィアと協業、Tableauの定着・活用サービスを強化

 株式会社セラクは13日、株式会社インテージテクノスフィアと協業し、BIツール「Tableau」の定着・活用サービスを強化すると発表した。

 セラクでは、Tableauは感的な操作が可能なビジュアル分析プラットフォームで、「分析やデータに関する技術的な専門知識を持たないビジネスユーザーでも簡単に扱うことができる」という特徴が備えると説明。一方で、ユーザー側には、「どのデータをどのように可視化していけばよいか分からない」「効果的なダッシュボードの作成方法が分からない」という課題や、Tableauと連携するデータ基盤の高度な構築には卓越した技術力が必要となり、「データ基盤が構築できない」「運用していけないという」といった課題も多く存在しているという。

 こうした背景の中、データ基盤などのシステム視点だけではなく、ユーザー視点を意識したデータ基盤の構築に強いインテージテクノスフィアと、ユーザー部門への導入・定着・活用の伴走支援に強いセラクが協業することで、顧客が目指すデータ活用を実現するとしている。

2社によるTableau定着支援のサービスメニュー

 インテージテクノスフィアは、マーケティングリサーチ分野で培ったデータ処理技術を基に「データに価値を与えること」を得意とし、目的による検討の支援から分析基盤の構築まで、顧客のデータ活用の取り組みを支援する。

 セラクはインテージテクノスフィアと連携し、Tableauを利用する企業に対し、初期導入からオンサイト(昨今では主にリモート常駐)型を中心とした活用を支援する。

 協業により両社は、Tableauの定着化および活用に向けたサービスメニューを策定し、カスタマーサクセスを推進する。

 また、セラクでは、Tableauのスキルを持つビジネス変革人材として、2022年8月までにTableau技術者を50名創出し、Tableauの導入や活用支援の促進を進めていくとしている。