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セイコーソリューションズのアクセス管理ツール、RHEL 8に対応したアップデートを提供

 セイコーソリューションズ株式会社は10日、ネットワーク機器やサーバーへのアクセスを管理するソフトウェア「SmartGS」において、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 8対応を含む機能強化を行った新版「同 Version2.2」を提供開始したと発表した。

 「SmartGS」は、ネットワーク機器やサーバーへのTelnet/SSHアクセスをコントロールするソフトウェア。ネットワークインフラを運用・管理するユーザーと、実際の管理対象であるサーバーやネットワーク機器(ターゲット)との間に配置することで、Telnet/SSHを用いたターゲットへのアクセスを一元的に管理する機能を提供する。

 同製品では、ユーザー単位でのアクセス制限や、機器へのアクセスログやオペレーションログを収集する機能に加えて、Webブラウザ上で動作する端末エミュレータが提供されており、管理端末にTelnet/SSHのクライアントソフトがインストールされていない場合でも、Telnet/SSHでの機器へのアクセスが可能になる。今回の新版では、動作OSにRHEL 8系/CentOS 8系を追加した。

 また対応ブラウザとして、すでにサポートしているInternet Exploer(IE) 11、Google Chrome、Mozilla Firefoxのみならず、Microsoft Edgeが追加された。このほかセキュリティの強化施策として、SmartGSへHTTPSでアクセスする際の暗号化技術「3DES」の無効化や、SSL/TLSの指定したバージョン以下を無効化する機能拡張も行われている。

 価格は、200ターゲット標準ライセンスで19万8000円から。