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オージス総研、DX推進に向けた機能を備えるシステム基盤「OGIS DX Integration Platform」を提供

 株式会社オージス総研は3日、企業のDXを推進するためのシステム基盤「OGIS DX Integration Platform」を提供開始した。

 OGIS DX Integration Platformは、企業がDXを推進する際に必要となるシステム構築のインフラレイヤーで生じる、人手不足、セキュリティ対策、システム開発予算と期間の短縮といった課題を解決し、より効率的にDXを推進していくためのさまざまな機能を集約したシステム基盤。

 オージス総研は、Daigasグループの情報システム子会社として、また製造業や金融機関を中心とした顧客のシステム構築と運用に携わる中で、経験と技術を培ってきた。それらを元に標準化した各種テンプレートやメニューの中から、必要な項目を選択するだけで、高品質なシステム基盤を効率的かつ迅速に実現できるサービスとして、OGIS DX Integration Platformを提供する。

OGIS DX Integration Platform 概念図

 オージス総研がさまざまなインフラ構築で培ったノウハウや、コンテナ/仮想サーバーなどを活用した技術に加え、AWS(Amazon Web Services)のベストプラクティスに基づいた高品質なシステム基盤により、インフラ構築に必要な技術者の不足を解消する。

 Daigasグループで培ったセキュリティノウハウを活用し、各システムによって異なるセキュリティ要件に応じて、幅広い選択肢の中から最適のセキュリティを素早く実装できる。

 システムが求める仕様に沿って、各種のテンプレートやメニューの中から選択していくだけで、最適なインフラが完成する。インフラ構築に必要なコストと費用が削減されると同時に、品質が安定することにより、稼働後の運用の自動化などによりITコスト全体も削減できる。

 オージス総研は、OGIS DX Integration Platformを通じて顧客のDX推進を支援し、ビジネス変革による競争優位性の実現に貢献していくと説明。今後も、より幅広い顧客のニーズに対応するテンプレートやメニュー機能の拡充、顧客のニーズに合わせたカスタマイズオプションの提供など、機能強化を進めていくとしている。